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2024/07/19 14:50

新作ブランケットを通して、ファブリック製作のバックストーリーをご紹介。


https://rough30.thebase.in/items/86907601


roughのアイテムは全て自社工場でつくっています。

実は創業180年(!)の歴史を持つ老舗メーカーなので、糸の染色や製織、

その後の縫製まで各分野の熟練の職人たちによって丁寧にお作りしています。


今回は、ブランドのシグネチャーにもなっている「ブランケット エデンデダンス」に

ハーフサイズが新登場しましたので、そちらをもとにバックストーリーをご紹介いたします。





―デザインコンセプト―


生命感を感じるみずみずしい植物や、フルーツをモチーフに、

音楽に身をゆだねたときの高揚感をイメージしてどこまでも美しく

のびのびと柄を描いています。

テキスタイルになったときに最も心地よいデザインになるよう

実際に使うシーンを想像しながら柄を描いています。



―絵柄をテキスタイルへ―

織物は生地自体は薄いですが、立体構造のプロダクトです。

糸の交差だけで立体を保てるように設計をする必要があります。

縦と横の2色の色糸を交差して色を作り、組み合わせを計算しながら配色を考えています。

色面のひとつひとつに織組織を落とし込んで設計図を組み、

平面のデザインを実現しつつ、生地として自立させるために

試作や調整を繰り返して具現化していく、最も重要な工程を経てから商品化しています。




―自社生産ならではのこだわり―

roughのアイテムは国内の自社工場で大切に生産しています。

ファブリック製作の歴史としては、なんと180年前から!

ファブリックには自社ならではのこだわりや職人のスキルがたっぷり詰まっています。

糸の染色や製織、その後の縫製まで各分野の熟練の職人たちによって丁寧にお作りしています。




―サスティナブルなものづくり―


分業が多い繊維産業ですが自社工場のメリットを生かした取り組みを行い、

環境に配慮したものづくりを大切にしています。

・すべての工程を一貫して自社にまとめることで輸送時に発生するCO2を削減

・糸を染めるときには工業用水を使わずに近くの小川の水を使用 など

私たちにできることを考えて工夫しながらものづくりを考えています。




トレンドや時代の空気感も大事にしているブランドですが、

180年前からファブリックを作ってきた自社ならではのこだわりがたくさん詰まっています。

デザインや生産背景、お手元に届くまでのバックストーリーを知っていただくことで

より製品に愛着を持っていただけたら嬉しいです。